キャラクターチョコレート
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次回はキャラチョコの制作過程載せるなーんて言っておきながら、またしても一か月近く経過してしまいました…
相変わらずのこの遅さ…本当にすみません><
子供たちに邪魔されてなかなかPCを開けないことに加え、さらに画像加工ソフトの入っているPCと、ネットに繋がっているPC二台を使わないとブログの更新作業ができないという面倒くささが更新の遅れに拍車をかけている状態です…
と、言い訳は置いておいて。
早速わたし流キャラチョコの作り方について触れてみたいと思います。
今回は画像がかなり多いですので、興味のあるかたはMoreから続きをどうぞ^^
今回UPしたのは、息子たちのBDケーキに使ったものと同時進行で作ったエースの手配書キャラチョコです。
長男リクはルフィとチョッパーでしたが、母はやっぱりエースも作りたかったのだ。
手配書勢揃い~♪こうなるとゾロやサンジも欲しかった(笑)
↓制作過程はMoreからどうぞ。(すんごい長いですのでご注意ください^^;)
キャラチョコの作り方はもういろいろなサイトに載っているし、何も今さらわたしがキャラチョコの作り方を語らなくても…とは思ったのですが、キャラチョコの作り方でご質問をいただくことがかなり多いので、我流ですがわたしのキャラチョコの制作過程を初めて写真に撮ってみました。
色々試してみた結果、以前ご質問いただいた際の作り方とは変わっている部分もありますのでその点はご容赦ください^^;
まず天板の裏に、反転させて加工した元絵をのせ、厚手のOPPシートをかぶせてマスキングテープで固定します。
主線はコルネで描いています。
つまようじなどに比べると線の安定性はないかもしれませんが、コルネの方が細かい線が描けるように思うので。色を入れる際も、ほとんどコルネに詰めてから塗っています。なので、作り終わったころにはコルネの膨大な山ができます^^;
寒い季節はあっという間に固まってきますので、フライパンに湯を張って、その上にボウルを浮かべて保温しています。
ここからエースにバトンタッチ(笑)
主線が描けました。本絵が濃いせいかあんまりよく分かりませんね…^^;
彩色したチョコレートを細かい部分から順に入れていきます。
わたしは彩色にはウィルトンのアイシングカラーを中心に、油性のチョコレート用カラーも数種併用しています。
ベースにはキャンディメルツ(ホワイト)を使用。
コチラ、お味は全くおいしくはありませんが、水性のアイシングカラーを使用してもダマやぼそぼそになりにくいんです。
流動性は全くなく、どろっとしています。
でもやっぱり、水性カラーを多量に入れるとぼそぼそになってしまいますが、そんな時はわたしは粉末のカカオバターを入れて流動性を出しています。
使いかけですが^^;、こちらがそのカカオバター。粉末状になっています。
このマイクリオ、少量のクーベルチュールをテンパリングする際にもテンパリングの素としても使えるスグレモノ。
ただ、最近ではCKからこんなものやこんなものが出ていたり、cuocaからは水性カラーでも彩色できるチョコレートなども発売されていますので、こちらを使った方が確実なのかな。
全部色を入れ終わった状態です。
補強のため、上からホワイトチョコを塗ります。
わたしはこれを、味の面からテンパリングしたクーベルチュールを使用していましたが、テンパリングするとチョコレートの収縮が大きく、反りがひどくなることが判明。
試しに、エースはホワイトチョコはテンパリングしないでみました。
あとは固まってからシートをはがすのですが、この時はがれをよくするために数分だけ冷蔵庫に入れます。
ただし、長時間入れるとチョコが変質して色が変わってしまう場合があるので注意が必要です。
裏返してシートをはがすとこんな感じです。
今回は、影を後から入れる方法を取るのでこの時点では全く陰影が無く色白なエースさんです^^;
↑横から見ると、テンパリングしない場合、やっぱり反りは少なくて済むようです。(テンパリングしたルフィ&チョッパーはもっと反ってました)
ただ、夏場などはやっぱりテンパリングしないと固まらない&溶けやすいでしょうね~^^;
テンパリング不要チョコはおいしくないので、味を取るか見た目を取るか…食べることを前提にすると悩むところです。
さて、ここからが今回初めてやってみた彩色方法です。
キャラチョコって、チョコに色づけするのが本当に面倒ですよね。
今回は特に、なるべく原画に近づけてみたかったこともあり、何とか上から絵画調に色づけできないかを考えてみました。
試作品に普通に水で溶いたアイシングカラーを塗ってみたのですが当たり前のことながらはじいてしまってダメ。
水と油なんだから当たり前ですよね~。
そこで、先ほども上げた、水性着色料を油性にするというフローコートの成分を見てみると、レシチンと書いてありました。
レシチンって、よくチョコレートにも添加されている乳化剤ですよね。
乳化剤は、水と油を混ぜ合わせる性質を持つ物質のことで、卵黄などもその成分を持っているのだとか。
どうやらドラッグストアで購入できることがわかり、早速買って試してみました。
こちらがそのレシチン。健康補助食品らしいです。
ここに少量の水を加えてふやかします。
ふやけたレシチンに色素を溶かし、ベースのキャラチョコに塗っていきます。
上手く彩色できるのかドキドキでしたが、はじかない!
絵の具の要領で塗り重ねます。
そして出来上がったのがこちら。
のっぺり平面的だったのが、陰影が入ったことで奥行が出たかな??
この方法だと、影の部分の色をチョコで作る手間がはぶけるのでかなり楽です。
ただ、この手法はムラができやすく、今回はアナログ感のあるイラストだったのでこの手法が合っていましたが、アニメ調のイラストや特撮モノなどの場合はもしかすると合わないかもしれません。
元絵に合わせて彩色方法も使い分けするといいのかな~、と思います。
以上がわたしのキャラチョコの作り方でした^^
長文にお付き合いくださってありがとうございました!
おそらく説明不足な部分もあるかと思います。
コメント欄を開けておきますので、分からない点はお聞きくださいね^^
by sweetsnote
| 2013-04-08 16:36
| その他のお菓子